某大手電気メーカー勤務。しかし突然の合併話

すでに自己紹介させてもらっていますが、 私は某大手電機メーカーに在職していました。
大学卒業してからずっと勤務しているので、トータル20年以上の在籍になり一貫して営業畑を歩んできました。

ポジションもそれなりの要職にいたのですが、そんな私に転機が訪れたのは、競合他社との合併話が持ち上がったときでした。まさに青天の霹靂。聞いたところによると、合併後には社名もなくなるのだとか。

ご存知の通り、日本は長らく不況の真っ只中にいます。
特に私のいる電気メーカーの業界では、アジア市場で安くていい製品が開発されてきたので、売り上げが伸び悩み、苦境に立たされていました。

それを受けてのこの吸収合併話。
吸収合併後、どのようなことになるのかはうすうす気付いてはいました。

その予感は的中しました。
私を含む多くの社員が整理解雇もしくは合併先の子会社に出向という苦境に立たされました。

みなさん、46才の人間が職を失った後、どのような選択肢があるか想像したことはあるでしょうか。もちろん労働市場の中においてという意味です。

まず、技術職でよほどの希少性を持っている場合でないかぎり、ほとんど転職先などありません。求人サイトなどにたくさん募集が出されていますが、まず年齢制限があり、最大35歳ぐらいまでです。しかも年相応のキャリアが求められます。

つまり40歳を超えて仕事を失った場合、選択肢がないことに愕然とするわけです。

まさに、私は今その状態で呆然と失意のどん底にいます。

よく、それなら人手が足りないっていわれてる介護業界やタクシーの運転手になればいいんじゃない?って気軽に言われていますよね。

でもね、50歳近くの人間が、介護の勉強を一から始めて、現場で働くようになって、いったい何年働けると思いますか?

介護施設の採用面接に行きましたが、現場を見せてもらったときに、自分の息子と同じぐらいの介護スタッフが働いているのを見て、とても違和感を感じました。

介護の現場を介護サービスを受ける人たちの年齢はまちまちだと思いますが、私とそれほど年齢が違うようにも思えませんでした。

私の不安も、その介護施設からの不採用通知でなくなってしまったとも言えますが、絶望のどん底にいることには違いありません。